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過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
17 | L2 | 低速(11.5) | 超持続(0.1) |
18 | L3 | 高速(11.3) | 失速(0.6) |
(17,18ともに良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.6~0.9は失速)
想定上がり:L2高速持続
基本的には上がり3ハロンでの競走になる京都新聞杯。向正面に入ってから淀の坂までが緩みやすいので、勝負は坂を下ってから、4コーナーからの平坦区間600mで激戦が繰り広げられます。
今年は先行馬が少なく、前走逃げたヤマカツシシマルがスローで逃げることになるでしょう。道中で激しく動いていくタイプもいないので、かなりのスローで淡々と流れることが予想されます。
3年前が12.2-11.8-10.8-11.9という瞬発力を強く求められたL2超高速超失速戦。このパターンが発生する可能性も考えましたが、今年は鋭く動ける馬が少ないです。
そのため、今年は最速地点で10秒台まで突入はせず、その分終いの失速幅も小さくなり、3ハロンを高速で走り続けられるかどうかが勝負の鍵を握るでしょう。
単純にトップスピードがある馬が少ないので、素直に軽さ・トップスピードの高さを重視してしまえばいいと考えます。
予想【自信度B】
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◯07タガノディアマンテ
馬連・ワイド ◎-7
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正直今年はメンバーレベルが低いと感じています。特に、トップスピードや瞬発力の高い馬が少なく、エンジンがかかれば強いズブめの馬が揃っています。
そのため、◎馬も2200が微妙だと思っているのですが、持ち前の瞬発力でなんとかしてしまうと考えて本命にしました。
新馬戦だけの一発屋のような存在になっていますが、今回はその新馬戦以来の外回りコース。ドスローから12.6-11.5-11.1-11.8と3ハロンだけの競馬で、L2の最速地点で後続を大きく出し抜きました。
その後の競馬も、4コーナーからの瞬間の反応は毎回見せていますが、後ろからの競馬で早めに脚を使い始めることになってしまい、結果的に垂れてしまっています。
また、しばらく内回り続きで、メリハリのない中間速~低速域での持続戦が続いています。瞬間の速さとトップスピードが売りなので、ダラダラと脚を使う流れでは良さがいきません。
今回がダメならしばらく見限ろうと思っていますが、このメンバーで外回り・スローペース濃厚ならさすがにチャンスだと思います。
◯07タガノディアマンテ
こちらは単純に世代上位の力がありますし、◎馬同様、外回りコースに変わるのがプラス材料です。
先行したデビュー戦以外は上がり2位以内を続けており、特に連対した未勝利戦・きさらぎ賞のように、長い直線のL2最速戦が向いています。
1周戦では外々からの競馬を余儀なくされるため、スピードを乗せたい部分でどうしても距離損が生じてしまいます。加速力を活かすには直線の長いコースがベターでしょう。
個人的にはこの馬に関しても2200は長いと感じていますが、トップスピード面では抜けた存在なので1番人気濃厚でもしっかりと抑えます。
その他の馬
オールイズウェル・ヴァンケドミンゴの内枠2頭は、前走でハッキリと不利を受けているので巻き返しに期待したいところでした。
しかし、両馬とも内枠は大きなマイナス。動きたいところで動ける馬ではなく、外を回してでもエンジンを早めにかけ切りたいタイプです。
外に入っていれば狙いたかったのですが、ロスなく立ち回ろうとすると、かえって良さが活きないでしょう。能力的には面白そうですが・・・。