2019/10/06東京11R 毎日王冠予想【自信度B】

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2018年の毎日王冠過去レース・上がりラップ分析ページはこちら

2018年の毎日王冠予想公開記事はこちら(◎サンマルティン)

過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
17 L2 超高速(10.7) 超失速(1.0)
18 L3 超高速(10.9) 失速(0.8)

(17,18ともに良馬場)

(最高速度:~10.9は超高速、11.0~11.4は高速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)

想定上がり:L3超高速失速

 毎日王冠は流れが固定化されている重賞で、

 前半スロー⇒長い直線の入口からスパート⇒L1で失速

 上記のパターンでだいたい間違いありません。

 毎年少頭数になりますし、本番は次という実力馬が揃うこともあり、シルポートのようなペースを落とさない逃げ馬がいない限りは前半はスロー。

 前半であまり落としすぎない方がいいアエロリットが逃げた昨年も47.3-11.7-45.5のバランスだったので、今年も速くてこれくらいのラップになるでしょう。

 ペースが遅い分、コーナーを抜ける前後から早くもトップギアに入ります。過去10年でL3最速戦が8回と圧倒的。例外の13年が12.6-11.1-10.9-11.3、17年が12.1-11.1-10.7-11.7と、両方ともL4地点が遅すぎてL3で1秒以上の急加速をしたにも関わらずさらにスピードが上がる余地があったという次第。

 スパートのタイミングは4コーナーでほぼ間違いありません。

 向正面から3コーナーまではローギア、4コーナーからトップギアと一気にギアが切り替わる燃費に悪いレースなので、前半のペースが緩かったとしても、L1地点ではスピードが落ちます。

 トップスピード出し切り戦の象徴といったレースなので、高いトップスピードと持続力の双方が求められるレースとなります。

 また、少頭数ということもあり、前半のポジションよりも後半でどれだけ脚が使えるかの方が重要です。毎年スローにもかかわらず差しがバンバン決まっているように、脚質よりもトップスピード持続力だけを意識した予想の方が良さそうです。

予想【自信度B】

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◯09ダノンキングリー
▲03アエロリット
☆02ギベオン
△04インディチャンプ

3連単1頭軸マルチ◎-2,3,4,9

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 ここ1年くらいイマイチな戦績が続いていますが、トップスピードを出し切る競馬になれば質量ともに高い馬を狙います。

 まずは近1年の不振についてですが、昨年の毎日王冠以外は適性的に不向きなレースが続いています。京都での競馬は、ともにスローで内枠有利かつ瞬発力優先となり8枠が大きなマイナスになりましたし、1400は芝ダート問わずこの馬には短いです。

 問題は昨年の毎日王冠ですが、アエロリットには完敗でしたが2着争いでは際どい勝負に持ち込んでいますし、ゴール前の伸びも悪くありませんでした。

 今年の場合は、アエロリットが乗り替わりでペースを上手く作れるのかという疑問が残りますし、昨年よりも内に先行馬が少ないので、この枠ならばもう一段前のポジションを取れる可能性があります。

 スタートは悪くないものの自ら控えて届ききらないポジションになってしまうことが多いですが、今年は出たなりで馬群の真ん中くらいのポジションが取れそうです。

 (昨年は内枠に先行馬が多かったために、ポジションが一つ余計に後ろになってしまいましたが、今年はギベオン・インディチャンプとスタートに不安がある馬がいて、他の先行馬が外なので1800スタートならば相対的にいい位置が取れそう)

 トップスピード面に関しては、ここ2走でもメンバー上位の上がりを使っているように衰えはないので、枠順を活かしたポジション取りができれば昨年よりも際どい競馬が可能になると考えて◎にしました。

その他の馬

 ダノンキングリーは明確なトップスピード出し切り戦に経験はないものの、共同通信杯のような軽いスピード勝負もダービーのような早めスパートの持続戦も対応できており、今のところ東京ならば大きな穴はありません。3着以内という意味ならば、一番堅そうな感じはします。

 アエロリットは早めスパートの自分の競馬ができれば、府中1800ならばNo.1なのは間違いありません。今回は乗り替わりの不安もありますが、超高速馬場に影響を与えるほどではないものの雨が降ってしまったのがどうか。この馬自身の雨適性というよりも、雨が降るとどうしてもスパートが遅れがちになるので、バランスがとりにくくなったのが気がかりです。

 印上位3頭とは少し差がありますが、ギベオンも久しぶりのU字コースで浮上の余地があります。いかにもU字コース向きのディープインパクト産駒といった感じの適性を持っている馬なので、怖さはあります。

 逆にインディチャンプは、東京新聞杯や安田記念のように全体的に流れた方が力が発揮できる馬。あまり失速戦向きではない=ゴールまで一貫したスピードを出し続けたい馬なので、メリハリのあるレースがどうなのかは微妙です。末脚レベルは◎馬とさほど変わらないので、脚の使い方という意味での適性的に、今回はマイナスポイントが多いと考えています。

 なお、京都大賞典の予想はTwitter(@yoshiro_sado)で更新予定です。

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