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過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
17 | L4 | 高速(11.8) | 失速(0.6) |
18 | L4 | 超高速(11.2) | 超失速(1.6) |
(17は良、18は不良)
(最高速度:~11.4は超高速、11.5~11.9は高速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)
想定上がり:L4超高速超失速
昨年は不良馬場で非常に時計が出やすいコンディションの中、マテラスカイが1:20.3という不滅の大レコードでぶっちぎり。1200m通過も1:07.5ですから、ダートとはおよそ思えない全体スピードが求められるレースでした。
マテラスカイはその後、G1ではドバイでも好走できるものの、G2以下だと惨敗続きという極端な成績が続いています。
原因は簡単で、G1は時計の出やすい馬場での競走、G2以下のレースは大井・園田・冬の府中と全体時計が出にくい条件でのレースだったことです。
全体時計の出やすい軽い馬場状態だと安定していますが、地方のダートのようにパワーがいる条件だと全くダメという極端ですがわかりやすい馬です。
また、根岸ステークスは前半3ハロンを35.0と抑えめに入った結果、かえって味が出ませんでした。溜めても切れる馬ではないので、芝馬並みのスプリント力で前半から厳しいペースに持ち込んで、後続もろともバテバテになるようなレースを作りたいところです。
今年の中京は、遅い梅雨の影響もあり、毎週のように雨馬場の中での競馬となっています。
当然のようにダートは時計が速く、土曜のダート1200m(3R,12R)では、未勝利クラスで1分11秒台、1勝クラスで1分10秒台の勝ち時計となっています。
今夜から明日にかけても少し雨が降るようで、良くて稍重、おそらく重馬場での競馬となるでしょう。
マテラスカイが軽い馬場でぶっ飛ばすことを考えると、1分21秒台の決着が濃厚です。軽い馬場での時計勝負に対応できる馬を狙いたいです。
予想【自信度A】
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◯09マテラスカイ
▲05サンライズノヴァ
単勝 ◎
馬連 ◎-5,9
3連複 ◎-5-9
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ここ数年で最も馬券の相性がいいともいえる馬に◎を打ちました。
もちろん、単なる個人的な相性で買うのではなく、軽い馬場巧者だからというのが理由です。
圧巻だったのが7走前のレース。33.8-11.4-36.4=1:21.6と高速馬場での前傾ラップ。逃げたのがコパノキッキングで、追い込んできたのがヤマニンアンプリメという中で、外目を楽な手応えで追走し圧勝しました。高速馬場適性だけで言えば、この段階で重賞級の能力を示しています。
前走も重馬場で1:22.2という勝ちタイムの中、逃げ馬を楽に交わしています。また、前々走は稍重でしたが、33.8-11.9-37.6という超前傾ラップにも対応しているように、前半からスピードが上がる全体スピード勝負はもってこいの馬です。
マテラスカイとは阪神1200で対戦し、この時は完敗しています。しかし、マテラスカイが1200ベストなのに対し、◎馬は明らかに1400ベスト。
高速決着の1400では全く崩れていないので、今回の条件は重賞クラスへの足掛かりとしては最高の舞台です。
昨年のような水の浮く超高速ダートだとマテラスカイには届かないかもしれませんが、今年は適度な高速馬場なので、逆転の余地も十二分にあると思います。単勝を強調したいです。
その他の馬
マテラスカイは前半で書いた通り。軽いダートで前半からぶっ飛ばせば、世界にも通用するレベルのスプリンターです。前半のスピードを活かすという意味では、1400ならば中京・京都・阪神の芝スタートがいいでしょう。状態面はよくわかりませんが、好勝負必至。
実力馬サンライズノヴァは、近走不振ですが、こちらも高速馬場巧者です。18武蔵野ステークスで1:34.7、18根岸ステークスで1:21.5と高速決着での好走が目立ちます。当然、前走のような条件は全く向いていないので度外視可能。
早めに勢いをつける必要があるので、外を回すと不利な中京コースが微妙ですが、マテラスカイのおかげで馬群はばらけそうなので、コーナー内→直線外の動きがスムーズにできれば。馬の間を突っ込めるタイプではないので、直線は内を突かない方がいい馬です。その辺の難しさが乗りなれていない鞍上に伝わっているかもポイント。