朝日杯フューチュリティステークスの有力馬分析は以下
過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
15 | L2 | 超高速 | 失速 |
16 | L2 | 高速 | 失速 |
朝日杯フューチュリティステークスの過去レース分析ページはこちら
今日(土曜)の阪神はわりと時計がかかっていました。先週までのような年末としては異例の高速馬場ではなく、通常のやや時計のかかる年末馬場とみていいでしょう。
過去レース分析ページでも書きましたが、朝日杯はわかりやすいL2失速戦。最速地点での切れが重要で、差し馬はラスト落ち込んだところでも脚をしっかりと使えるタイプが買いです。
予想【自信度S+】
◎10ステルヴィオ
◯01ダノンプレミアム
単勝10 (50%)
馬連1-10 (50%)
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◎10ステルヴィオ
まずはサウジアラビアロイヤルカップの内容を強く重視します。ミドルペースのL3持続戦でしたが、全体のバランスが2歳戦としては非常に高く、後続を突き放したダノンプレミアムとかなり厳しい位置からL1で猛然と追い込んだステルヴィオはこの世代のマイルでは抜けているという評価です。
その上で今回サウジアラビアロイヤルカップの順序を逆にした評価をします。
理由は2つ。1つ目はサウジアラビアロイヤルカップでステルヴィオがスムーズなレースをできなかったこと。2つ目は朝日杯フューチュリティステークスはL1地点での落ち込みが激しくなるので、差し馬の台頭が望めること。
この2点に加え、今回は先行馬が多いので捌きづらい最内に入ったダノンプレミアムより、中枠やや外のステルヴィオの方がレースをしやすいと思われます。
また、土曜の馬場から高速状態がひと段落したのもステルヴィオにとってはプラス。札幌の重馬場をこなしている馬なので、少し時計がかかる状態でも力は出せます。
以上の理由から、今回はステルヴィオの逆転があると考えての本命としました。
◯01ダノンプレミアム
ステルヴィオの欄でも書いた通り、マイル戦での総合力の高さは間違いなく世代No.1です。
今回は最内枠がポイントで、前走のように強気に2番手を取りに行くようなレースができるのか。スタートは抜群にいい馬なので、そのアドバンテージを活かして早めに包まれないポジションを確保できれば崩れることはないでしょう。
新馬戦で最速11.0のL2高速超失速戦をぶっちぎっているので、仕掛けどころがサウジアラビアロイヤルカップより後ろ倒しになっても対応はできるでしょう。
この2頭が抜けた評価ですが、間に入るとしたらやはりタワーオブロンドン。少しスプリンターよりの適性を示しているので、よどみなく流れた方が能力は発揮できるでしょう。
3着候補ならサウジアラビアロイヤルカップ6着のダブルシャープ。今回がJRA転厩初戦ですが、芝適性はご存知の通り。高速馬場だと微妙でしたが、土曜の馬場の感じなら少し時計はかかりそうで、洋芝で良績を残しているこの馬にはプラスでしょう。
デイリー杯デイリー杯組は少し落ちる評価で、ダノンスマッシュは切れ味勝負が微妙。京王杯2,3着の重賞馬2頭も距離に課題がありますし、馬券は上位2頭しか買いませんが手を広げるとしてもタワーオブロンドン・ダブルシャープ・ファストアプローチまででしょうか。