2017チャンピオンズカップ枠順別全馬短評その2(7~11番)

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チャンピオンズカップの全馬レビュー中編は7~11番の中枠編です。

ここはアウォーディー以外はすべて今年重賞を勝った馬。ロンドンタウン、ゴールドドリーム、アウォーディーとG1馬が3頭いる密度の濃い枠です。

ロンドンタウンとアウォーディーはそれなりに前に行くでしょうが、残りの馬たちは中団から後方寄りの馬ですので、どれも枠順はまあまあでしょう。特に枠順に不満がある馬はいなさそうです。

前回から各馬の近3走の上がり要素(最速地点・最高速度・失速度合)に色をつけてみました。

チャンピオンズカップで想定される流れと同じ要素は赤色、異なる要素は青色にしています。

今回想定する上がりはL4・高速・失速~超失速です。詳細は過去レース分析ページをご覧ください。

3つとも赤色がついているレースは、今回と比較的近い流れだと思って見ていただければと思います。

それでは、チャンピオンズカップの全馬短評第2弾、7番~11番のレビューです。

07番ロンドンタウン

目下の勢いは不気味。人気次第で取り扱いを決めたい

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/09/10 コリアC ソウル 1800 1 不明
17/08/13 エルムS 札幌 1700 4 1 L4 高速 失速
17/05/20 平安S 京都 1900 5 12 L4 低速 持続

(エルムSは重)

ロンドンタウンの個別分析ページはこちら

前走はテンが速くなかったこともありますが、ハナを取りきる競馬をしました。さすがに今回はもっと行きたい馬がいるでしょうし、ハナはないでしょうがゲートを出たなりで先行することになるでしょう。枠は内目ですし、まずまずのポジションをとれるでしょうからいいと思います。

エルムSがL4高速失速戦ですが、これは重馬場でかなり軽い馬場でのレース。普通の良馬場で同じようなレースができるかどうかは微妙です。

個別分析ページでは消し評価としましたが、オープンクラスでロングスパート戦をやっていないので、人気になるようなら消したいという感じの評価。そこまで売れないようなら買ってみてもいいかなという気もしますし、人気次第の1頭です。

08番グレンツェント

近走不振の原因がつかめず、強調しづらい

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/03 JBCクラシック 大井 2000 6 5 L2 低速 持続
17/05/20 平安S 京都 1900 2 10 L4 低速 持続
17/04/15 アンタレスS 阪神 1800 1 9 L2 低速 持続

(JBCクラシックは重)

年明けの東海Sを勝っており、今年のダート界の主役になる気配あったのですが、近3走は少しふがいないレースが続いています。

東海Sはスタートから13.0-11.5-13.6-13.1と未勝利クラスレベルの超スロー。上がりに比重が置かれたレースで、12.4-12.4-12.0-12.7とL2最速戦でした。全体的に時計のかかる馬場だったこともありますが、レースレベルに疑問が残ります。

近3走はラップ的に合わなかったということもないです。3歳時は幅広いラップで好走していましたし、軽いダート重いダートも関係ない成績を残せていました。それだけに近走の走りは不満が大きく、ここでも強くは狙えません。

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09番ゴールドドリーム

ゲートの出がレースごとに悪くなっていて・・・適性も東京マイル限定か

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/10/09 南部杯 盛岡 1600 2 5 不明
17/06/28 帝王賞 大井 2000 4 7 L2 低速 失速
17/03/25 ドバイワールドカップ メイダン 2000 14 不明

(南部杯は稍重、帝王賞・ドバイワールドカップは重)

今年のフェブラリーSの勝ち馬。オープンクラスでは東京1600でしか勝っていない専門家の印象が強いです。

昨年のチャンピオンズカップはL4高速超失速戦で、今年も似たような流れになると考えている以上は狙えません。

最近はだんだんスタートが悪くなってきており、前走の南部杯はスタートで終わってしまうレベルの出遅れになってしまいました。さすがに中間で何らかの対策は施してくるでしょうが、これが続くようだと、来年以降にも黄色信号が灯ってしまいそうです。

10番キングズガード

瞬間の反応は上々で、距離もこなせそうだが。強みが活かせる流れになるか。

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/05 みやこS 京都 1800 3 3 L3 低速 失速
17/10/09 南部杯 盛岡 1600 5 3 不明
17/07/09 プロキオンS 中京 1400 5 1 L4 高速 失速

(南部杯は稍重)

カフジテイクの個別分析ページで色々比較しましたが、こちらはカフジテイクよりも瞬間の加速力では上回っています。コーナーをインで立ち回っても、素早くトップギアに乗せられる馬なので内枠を引いたら面白いところもあったと思います。

ここにきて成績は安定しており、みやこSで2年ぶりの中距離戦もそれなりにこなせてみせました。今回のロングスパートからの失速戦ではカフジテイクの方に分があると思いますが、ロスなく立ち回れれば掲示板争いも可能だと思います。一応、3着ヒモで買うと思います(3連系を買うことにしたらですが)。

11番アウォーディー

外々から勢いをつけたい馬なので、この枠は大歓迎

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/03 JBCクラシック 大井 2000 1 4 L2 低速 持続
17/06/28 帝王賞 大井 2000 1 3 L2 低速 失速
17/03/25 ドバイワールドカップ メイダン 2000 5 不明

(JBCクラシック・帝王賞・ドバイワールドカップは重)

アウォーディーの個別分析ページはこちら

この枠は大歓迎です。テイエムジンソクの外に入ったら完璧でしたが、あまり外枠すぎるのもそれはそれで微妙なので、いいところに収まったという感じ。

得意の形はL4~L3最速の失速戦で、ここ2戦の大井は向いていませんでした。大井はどうしても3コーナーでペースが一旦緩んで、直線再加速するレースになるのですが、そこまでの瞬発力は持ち合わせていません。

しかし、早めからスピードに乗せられれば、ゴールまで惰性をつけて頑張れるタイプ。昨年のチャンピオンズカップは内枠でしたが、今年のこの枠ならば昨年以上の結果を望めるかもしれません。天気が大きく崩れるようなことがなければ、おそらく本命にすると思います。

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