2018/07/11大井11Rジャパンダートダービー予想【自信度S】

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過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
16 L4 低速(12.3) 失速(0.8)
17 L2 低速(12.3) 失速(0.7)

(16,17ともに良馬場)

(最高速度:12.0~12.4は低速、失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)

想定上がり:L2低速失速

 大井競馬場外回りについては、昨年のJBC東京大賞典、そして今年の帝王賞と何度も書いてきましたが、基本的にはジャパンダートダービーでも同じような傾向となります。

 直線が長くコーナーがきついコースなので、向正面ではスピードが上がりやすく3コーナーから少し失速。そして、直線に入って再加速となる条件です。

 ジャパンダートダービーについても、16年はL4最速戦ですが、12.3-13.0-12.8-13.1と若干ではありますがL2地点で再加速しています。

 大井コースは3年前から砂の入れ替えが影響して、全体的に時計がかかりやすくなっています。ジャパンダートダービーも例外ではなく、以前は2分4秒台が勝ち時計の目安になっていましたが、ここ3年は2分5秒台後半での決着となっています。

 これは、上がりのスピードにも影響が出ており、以前は直線で11秒台の脚が必要でしたが、近3年は直線で11秒台が出ていません。そのため、以前からつながりの弱かったユニコーンステークス組の不振が目立っています。

 府中マイルで短距離馬も多い組み合わせとなるユニコーンステークスは、テンのスピードと直線での高速上がりが求められます。短距離的な要素が必要で、ノンコノユメ・サンライズノヴァと古馬になってから府中1400で活躍するようなスピードタイプが走りやすい条件です。

 一方、大井2000のジャパンダートダービーは向正面からの低速ロングスパート戦に再加速と、いわゆるスタミナを問われやすいレースです。そのため、15年ノンコノユメこそクロスクリーガーしか相手がいなかったレースなので勝ちましたが、16年ゴールドドリームは3着、17年サンライズノヴァは6着と人気を裏切っています。

 今年はJRAの7頭が非常に強力なメンバーです。スマハマとタイキフェルヴールがいませんが、それを除くベストメンバーが集いました。

 そのため、実力差でカバーできるレースではなく、適性面がハッキリと出るレースになるでしょう。中距離での好走実績を重視し、上がりのかかるタフな1800で好走している馬を狙います。

予想【自信度S】

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◯03グレートタイム

単勝◎
馬連◎-3
ワイド◎-3

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 派手な戦績がないため人気もそれほど上がっていませんが、これはかなり強いです。

 前走は49.5-12.9-49.9と時計がかかるタフなダートでの中緩み戦でした。ゲートで後手を踏んで中団からの競馬になりましたが、3コーナーから進出を開始し12.9-12.6-12.3-12.1と加速ラップをゴールまで続けての完勝でした。メンバーレベルは全体的には微妙でしたが、2,3着馬は降級馬で、これを相手に楽勝したのは素直に驚きました。

 この馬がすごいのは、デビューからの3勝がすべてL1最速戦であること。芝よりも時計がかかり前がかりになるダートは、L1最速戦、つまりゴールまで加速ラップが続くことは少ないのですが、これをクラスが上がっても続けているのは破格です。これまでにも1頭もいないのではないか、というレベルのパフォーマンスを見せています。

 唯一敗れたレースは、中盤で激しく緩んで13.0-12.6-11.8-12.0とダート戦としてはレベルの高い加速力とトップスピード持続力を問われたレース。スタートが出ない馬なので距離も忙しかったですし、直線ではずっと内にささっていたように現状では左回りに課題が残ります。

 スタートや左回りなどの課題が残る馬なので、条件次第では着順の入れ替わりはあるでしょうが、大井2000ならばこの馬が一番強いです。長く脚を使えるのも大井ではプラスです。

 また、スタートだけは怖いですが、そういった意味では最高の枠を引きました。3勝が7枠→7枠→8枠で、敗れたレースは4枠でしたので、外枠の方が現状はいいでしょう。力を出し切れば、この条件ならばアタマの可能性が一番高いと考えています。

◯03グレートタイム

 相手は前走で意外な好走をみせたグレートタイム。こちらも◎馬と似たように、スタートは遅いものの中距離戦で確実に末脚を使えるタイプですが、ヒヤシンスステークスで唯一馬券圏外に敗れたように前半からハイテンションになるとまだまだ課題が残ります。

 そういった意味でユニコーンステークスでは軽視したのですが、内枠で直線に入ってからも抜け出すところがなかったものの、何とか外に出してからは良く伸びました。同じくスタートに不安があるルヴァンスレーヴが外枠でポジションを巻き返せたのは対照的な競馬でした。着差ほどの力量差はありません。

 2走前はハーベストムーンに不覚をとりましたが、これは51.4-13.0-49.0のドスローで上がりも12.8-12.0-12.0-12.2と前が止まらない流れ。4コーナーで大外を回す距離損があったので、展開負けしただけです。その前には2戦連続でL2最速戦でテーオーエナジーを完封しており、中距離ダートでの実力は折り紙付きです。

 ゲートが遅いので、この内枠は不安です。ただ、すぐ外に先行する可能性があるクリスタルシルバーがいるルヴァンスレーヴよりは、末脚に賭けそうなクロスケがすぐ外のグレートタイムの方が競馬はしやすいでしょう。

 馬連に厚く張りたいところですが、本命馬を含めてゲートで不安がある差し馬であることから、スローで前が残った時に対応できるようにワイドを買っておきます。さすがにオッズは下がってきたようですが、それでもワイドで5倍はありそうです。

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