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2017有馬記念出走馬分析~スワーヴリチャード~

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サトノクラウン

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本日火曜日は有馬記念に出走予定の3歳馬3頭の個別分析を行います!

春の時点では疑問符がついていた世代レベルですが、秋になると続々と古馬重賞を勝ちあがる馬が出てきて、クラシック時点での期待値を大きく超える成果を見せている3歳世代。

有馬記念にはクラシックには届かなかった3頭が出走を予定していますが、いずれも前走で古馬相手に重賞で好走を果たした馬。どれもチャンスはありそうですね!

まずは、アルゼンチン共和国杯を勝ち3歳馬の中でも一番支持を集めるであろう、スワーヴリチャードを取り上げます。

メンバーレベルが微妙だったとはいえ、この時期に古馬重賞で56キロのハンデを背負って有無を言わせぬ快勝をあげたのですから、否が応でも期待は膨らみますね。

クラシックにはあと一歩のところで手が届きませんでしたが、有馬記念というビッグタイトルで春の無念を晴らすことができるでしょうか!?

それでは、スワーヴリチャードの近3走ラップ、好走時ラップ、有馬記念にむけてのポイントです。

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近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/05 アルゼンチン共和国杯 東京 2500 1 1 L2 低速 持続
17/05/28 日本ダービー 東京 2400 3 2 L2 超高速 持続
17/04/16 皐月賞 中山 2000 2 6 L3 高速 持続

アルゼンチン共和国杯はまずまずのスタートから、3列目の内側を確保してレースを進めました。道中は終始首を上げながらの追走でしたが、我慢が利いてインの好位を確保し続けます。そのまま直線に入ると自分より前にいた馬が外に進路をとったため、最内がぽっかりと空きます。詰まることなくスパートを開始すると残り300辺りで早くも先頭に。そこからも脚色は全く衰えず、追いかけてくるソールインパクトやセダブリランテスが全く差を詰めることのできないまま楽勝となりました。

マイネルサージュとカレンミロティックが離して逃げ、道中は1秒ほど後ろを追走する形でしたが、前半が60.4でそこからも淡々と12秒前半を刻む流れ。L5地点で11秒台に突入すると、11.8-11.8-11.9-11.6-12.1というロングスパートからのL2再加速戦になりました。L3地点で前との差が詰まり、L2で完全に抜け出しましたから、ここの2ハロンは11.5くらいの脚を使っています。それでいて最後もばて切らず、むしろ後続の脚が止まってしまったので、まさに完勝といえる内容。なんといってもL5から速くなりL2再加速戦という有馬記念で頻発する流れを楽勝したのは、今回の有馬記念に向けても大きなプラス要素になります。

日本ダービーではスタートはそこまでよくはなかったですが、内枠を活かしアルゼンチン共和国杯と同じような3列目の内を確保。超スローペースでレイデオロやペルシアンナイトがまくっていく中、じっくりと内で脚を溜めます。3コーナー辺りで内の2頭目あたりに持ち出し、4コーナーでは上手く外に振って直線では前がきれいに開きます。そこからL2地点でレイデオロとの差をかなり縮めましたが、L1地点では脚色が一緒になってしまい惜しい2着となりました。

このレースではL2地点での高いトップスピードをみせました。空前絶後の超スローで道中では全くペースが上がらず、12.7-11.5-10.9-11.4と完全に直線の上がり勝負になりました。L2地点は10.9と超高速でしたが、ここでレイデオロとの差を詰めたので爆発的なスピードがあることをみせましたが、最後には脚色が一緒になったように究極のトップスピードは一瞬しか使えない感じです。

皐月賞は好スタートから出していきますが、外の速い馬たち相手には無理せずに最序盤は6,7番手につけます。内で詰まるのが嫌だったのか早めに馬群の中ほどに入れますが、ここで内から外からポジションを取りに行く馬たちに追い抜かれ、3コーナーではポジションがかなり後ろになってしまいます。進路確保自体はすぐ外のウインブライトを先に行かせてその後ろを素早くとったのでスムーズでしたが、4コーナーでかなり外に振られてしまいます。そこからも脚は使っていましたが、上位勢は内をうまく捌いた馬たち。距離ロスが大きく響き6着に敗れました。

内枠でしたし我慢してインを狙っていたらもう少し上位に来れたかもしれませんが、この時点では末脚を出し切ってこその馬という認識が強かったため外に持ち出したのだと思います。右回りが懸念されていますが、確かにコーナーはスムーズとはいえないものでした。直線の伸びももう少しあってもよかったはずで、これは手前を上手く変えられないこの馬の弱点なのでしょう。

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好走時ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/05 アルゼンチン共和国杯 東京 2500 1 1 L2 低速 持続
17/02/12 共同通信杯 東京 1800 2 1 L2 高速 持続
16/11/19 東スポ杯2歳S 東京 1800 4 2 L2 高速 失速

共同通信杯ではスタートで伸びあがる形になりましたが、東京1800の最内枠だったことが功を奏しすぐにリカバリーし、アルゼンチン共和国杯や日本ダービーのように3列目の内に。直線でも上り坂の辺りで前の馬がふらついた影響で若干前が狭くなりますが、すぐに間をついて進路を確保します。この時点ではまだ馬なりで、L1地点で抜け出すまではノーステッキ。余裕の手応えだったので、ラストも脚をしっかりと伸ばして2馬身半差の快勝。

60.6のややスローから12.2-11.6-11.4-11.7のL2高速持続戦。L3~L2の勝負どころでは全く手が動かないまま先頭に立ったように反応も上々。この地点を楽にレースを進められたので、L1地点まで脚が衰えることなくゴールできました。ダービーレベルの急加速(12.7-11.5-10.9)でなければ加速戦にも十分対応できるうえ、トップスピードの持続力も高いものがあります。

東スポ杯はスタートで出負けし最後方。すぐに内にいれ後方2番手の位置を取り、4コーナーでは早めに外へ回す競馬。L2地点で一気に前との差を詰めて先頭に躍り出ますが、L1地点で脚が止まり、スワーヴリチャードよりワンテンポ仕掛けの遅かったブレスジャーニーにゴール前で捕らえられました。

60.6の前半は共同通信杯と同じですが、出負けした影響で後方になってしまった関係で前半はかなり楽なペースで進めています。上がりは12.6-12.0-11.2-11.9とダービーに近い急加速戦。マックススピードはここでも高く、一番速いL2地点で前との差を詰めたようにここでは確実に10秒台の脚を使っていますが、残り200では脚色がハッキリと鈍ってしまいました。溜めれば究極の切れを使えるものの、超高速戦だと使える脚は短いですね。

有馬記念予想にむけたポイント

現状評価:◎~△

アルゼンチン共和国杯の内容がとにかく素晴らしいです。淀みない流れから、L5地点で11秒台に突入。さらにL2地点でもう一脚を使うレースになりましたが、余裕の対応ができました。

東スポ杯やダービーのように、切れ味勝負になれば極上の切れは使えるものの、これだと本当に一瞬しかいい脚が使えません。

しかし、共同通信杯やアルゼンチン共和国杯のように、最高速度は11.5前後のレースになれば4~5ハロン全く脚色が衰えぬことなく進めることができています。

この脚の使い方だけ見れば、東京よりも中山の方が最高速を求められないロングスパート戦になりやすいという観点から向いているはずです。

気になるポイントは2点。まずは右回りへの対応です。皐月賞は進路を自ら外にとったため大きく振られてしまいましたので、コーナー自体はあまり心配していません。皐月賞は11.9-11.4-11.4-11.7とコーナー最速だったので、より大きく外に振られやすいレースでしたし。

しかし、そこからの伸びはもう少しあってもよかったかな、とは思います。そこは手前の切り替えの問題ですので、不安な材料ではあります。

もう一つのポイントは枠順。今年の4戦はすべて1~2枠を引いており、内でしっかりと我慢させる競馬で脚を溜められています。外で折り合いがつくか、なし崩し的に脚を使わされてしまわないか、経験が浅い分だけ気になるポイントです。スタートも若干不安で中山2500だとあまり内すぎても、序盤のポジションに苦労しそうな気もします。

個人的な評価としては、ラップ適性はメンバーNo.1の可能性があるため強く推したいですが、外枠を引いたら印は落とさざるを得ないです。あまり内すぎてもリスクがあるので、3~5枠くらいの中枠で内に差し馬が揃うというかなり狭い条件をクリアすれば間違いなく本命を打ちます。

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