2017マイルチャンピオンシップ枠順別全馬短評その2(4枠~6枠)

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マイルチャンピオンシップ馬番順全馬短評の中編です。

前編の1枠~3枠についてはこちら

ここでは中枠の馬たちを見ていきますが、4枠・6枠の2頭は個別分析もしていますので、詳細はそちらに任せ、枠順についての考察がメインとなります。

それでは、マイルチャンピオンシップの全馬短評第2弾、4枠~6枠のレビューです。

07番レッドファルクス

もう少し外がよかったが許容範囲の枠順。上手く外に持ち出せればチャンスも

レッドファルクスの個別分析ページはこちら

枠に関してはもう少し外でもよかったと思いますが、周りの馬が先行タイプ揃いなのでスタート後の横のスペースは簡単に作れそう。特に一つ外がマルターズアポジーで、スッと逃げてくれれば横に関しては比較的自由にレースを運べそうです。

馬場に関しては軽めの方が良いと思われるので、明日の雨予報がどれだけ馬場に影響するかは注視しておきたいです。

08番マルターズアポジー

好枠を引き、あとは自分の競馬をするだけ

マルターズアポジーの個別分析ページはこちら

これはいい枠を引いたと思います。スタートが上手なのでどこでもハナは切れると思いますが、真ん中あたりなら全体をみて序盤を運べそうですし、万が一の出遅れにも対応しやすそう。

後は土曜の馬場がどうかを確認するのみ。Cコース替わりになりますが、例年は差しが利きやすくなってくる時期ですので、先週の内有利を引き継いでいてくれさえすれば本命候補筆頭になりそうです。

09番レーヌミノル

距離短縮はプラス。前半のスピードを問われると強いので、ハイペースなら

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/10/15 秋華賞 京都 2000 10 14 L4 超低速 持続
17/09/17 ローズS 阪神 1800 4 9 L2 高速 失速
17/05/21 オークス 東京 2400 4 13 L2 高速 持続

(秋華賞は重)

近3走はすべて距離が原因なので、全くの参考外。

桜花賞が稍重で少し時計がかかる中、46.5-48.0とハイペースになりました。11.8-11.5-11.9-12.8とトップスピードが出ない上に最後の失速幅が大きいタフなレースで、これを先行して押し切りソウルスターリングに土をつけました。

フィリーズレビューも1400でハイペースでしたし、もともとは小倉2歳Sをぶっちぎっている馬。適距離は前半要素をしっかり問われる1200だと思っています。

今回に関しても、走れるとしたら桜花賞のような前半が速くラストは全馬バテ合いになるようなタフなレース。マルターズアポジーはマイルなら決して序盤から飛ばすタイプではないので、持ち味を活かすには先行してマルターズアポジーにプレッシャーをかけるなどの工夫が必要そうです。全く人気がないようならヒモで買ってもいいかな、とは思っています。

10番クルーガー

16マイラーズCは今年の想定する流れに近く、馬群を捌ければ面白い存在

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/10/21 富士S 東京 1600 11 3 L3 高速 超失速
17/04/23 マイラーズC 京都 1600 8 10 L2 超高速 持続
16/04/24 マイラーズC 京都 1600 3 1 L2 高速 持続 

(富士Sは不良)

なかなか順調に使えない馬ですが、富士Sで復活の3着。馬場が悪い中直線勝負に賭け、11.2-11.2-12.6と最後に失速したところで、前に迫りました。

16マイラーズCと16初富士Sが気になる競馬。マイラーズCは46.2-46.4と平均ペースで、上がりは11.7-11.7-11.3-11.7とL2最速ではありますが4ハロンほぼ平均して脚を使う内容。インを上手くついた好騎乗もありましたが、ダノンシャークやフィエロといった京都マイル実績馬を降しました。

初富士Sは1800で61.9-45.9と前半スローでしたが、11.0-11.3-11.6-12.0と後半4ハロンはL4最速で徐々に減速していく競馬。ここもキャンベルジュニア・エアアンセムと準オープン戦にしてはメンバーが揃ったレースでしたが、中団から差し切りました。

平均ペースの持続力勝負にロングスパート戦と、今回想定する展開をどちらもこなしているのは大きなプラス要素。久しぶりに詰めて使えるのも状態がいい証拠でしょうし、大穴候補は間違いなくこれです。

11番エアスピネル

枠はまずまず。力まず走れれば高め安定

エアスピネルの個別分析ページはこちら

かかりやすい馬なので、前に馬を置けるかがポイント。そういった意味では中枠で、内にマルターズアポジー・レーヌミノル、外にウインガニオン・ジョーストリクトリと前に行きそうな馬に挟まれているのは悪くありません。

馬場不問である程度流れてくれれば大崩れがないので、やはり上位評価は必要でしょう。

12番イスラボニータ

どこからでも競馬はできるが、器用さを活かせる内枠の方がベターだった

イスラボニータの個別分析ページはこちら

安定感においては現役No.1で、コース形態・枠順も不問です。ただ、詰めが甘いところがあり、それを補うためにも内枠から器用さを活かせる展開になった方が、若干ですがよかったかもしれません。

対エアスピネルではスローで優位に立っているので、平均ペース想定の今回はエアスピネルより上位には評価しません。3連系を買うなら絶対外せませんが。

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