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2017有馬記念出走馬分析~ミッキークイーン~

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有馬記念の個別出走馬分析、水曜日は牝馬4頭の考察を行います。

今年の登録馬はすべて5歳牝馬。4歳はクラシックを沸かせた馬たちが軒並みリタイアしてしまったため、今年の牝馬路線を引っ張ってきたのは5歳牝馬たち。エリザベス女王杯こそ3歳馬モズカッチャン・4歳馬クロコスミアの後塵を拝してしまいましたが、有馬記念に挑戦する4頭はどれも実績がある馬でなかなか面白そうです。

その中でまずは3歳から世代の中心として引っ張ってきたミッキークイーンを取り上げます。

昨年の有馬記念が5着、今年の宝塚記念が3着と牡馬相手でも十分に通用する能力の持ち主です。今年は1年半ぶりの勝利もあげ、まだまだ能力に衰えもありません。

それでは、ミッキークイーンの近3走ラップ、注目レースラップ、有馬記念にむけてのポイントです。

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近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/11/12 エリザベス女王杯 京都 2200 3 3 L2 高速 持続
17/06/25 宝塚記念 阪神 2200 4 3 L3 低速 持続
17/05/14 ヴィクトリアマイル 東京 1600 1 7 L2 超高速 超失速

(ヴィクトリアマイル・宝塚記念は稍重)

エリザベス女王杯は大外からよく伸びましたが3着。スタートは五分に出て、いつものようにじっくりとレースを進めます。ペースが遅かったので終始抑え込みながらといった追走ですが、しっかりタメが利いた状態で勝負どころを迎えます。大外に出して4コーナーから仕掛けはじめジワジワと伸び続けますが、ギリギリ届かずという競馬でした。

前半は62.0とスローでその後もペースが遅く、いかにも牝馬限定戦といった内容。12.2-11.6-11.2-11.6と600mだけの競馬で、最後までスピードが落ちきらない競馬。このペースでもギリギリの3着まで突っ込んでこれるように、末脚に関してはトップスピードもまずまずで長く脚を使えます。

このレースに関しては、大外に早めに出して脚を出し切ったのがよかったと思います。トップスピードの高さもありますが、この馬の最大の武器はトップギアが入ってからの持続力。長く脚を使えますが瞬発力が高いわけではないので、内でため込んでしまうと末脚が最大限発揮されません。外からフルスロットルで競馬できたのが、内の前残り馬場の中でも3着まで届いた要因です。

宝塚記念はタフな競馬の中で脚を出し切っての3着。スタートから後方3番手につけて、じっくりとレースを進めます。すぐ後ろにいたレインボーラインが3コーナーから早めに動いていったため、これを先に行かせて4コーナーで仕掛けます。直線で同馬主のミッキーロケットとぶつかってしまうところもありますが、最後まで末脚を発揮して3着に入りました。

有馬記念出走馬分析でたびたび触れてきましたが、宝塚記念は6ハロンの超ロングスパート戦。11.7-11.6-11.8-11.7-11.8-12.2の流れで、L3地点からスパートをかけて最後までよく伸びました。牝馬ながらタフな流れも気にならず、エンジンがかかれば最後まで長く脚を使えます。

ここ2戦は力を出し切りましたが、この馬の弱点がはっきり出たのがヴィクトリアマイル。マイル戦ですがペースがかなり遅く、この馬でも中団につけられます。4角でかなり外を回していたレッツゴードンキが切れ込むように直線に入ってきたので、これを捌いて外に出してから仕掛けだします。しかし、外のデンコウアンジュの方が伸び脚が良く、この馬自身も止まった感じではなかったですが前には届く気配がありませんでした。

47.9-46.0という超スローに近いバランスで、12.2-11.1-10.8-11.9の上がりラップ。L3地点での急加速とL2地点での10.8という超高速の脚が求められるレースでした。この馬自身、直線で目いっぱいの仕掛けはできましたが、瞬間の反応でデンコウアンジュに劣りましたし、究極のトップスピード戦だとスピードの質が足りませんでした。

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注目レースラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/04/08 阪神牝馬S 阪神 1600 1 1 L3 高速 失速
16/12/25 有馬記念 中山 2500 7 5 L4 低速 持続

(阪神牝馬Sは重)

4走前5走前の2戦を取り上げます。

阪神牝馬Sは秋華賞以来1年半ぶりの勝利となったレース。重馬場でタフな馬場の中、47.5-46.8とややスローバランス。11.8-11.2-11.8-12.0とL3最速戦で、そこから失速していく流れでした。早めにエンジンをかけたいこの馬にとって、L3最速戦はピッタリで他馬が止まりだす残り400でしっかり脚を使って抜け出しました。

オークスもL3高速失速戦でしたし、宝塚記念のことをふまえてもL3最速戦がベストでしょう。

昨年の有馬記念はスローの前半からの5ハロンのロングスパート戦。中団の外にいましたが、外から動き出す馬も多く直線ではインの2頭目まで内に入ります。直線の入り口での加速力で上位3頭に離され、直線の切れに賭けたヤマカツエースにも差されましたが、並んでいたシュヴァルグランは競り落としての5着でした。

この馬としては、もう少し自分から動いていくレースができればよかったと思いますが、前3頭はともかくその他の馬とは勝負がしっかりできていたので舞台適性はそこそこありそうです。

有馬記念予想にむけたポイント

現状評価:△

牝馬の一流馬としては珍しい、瞬発力よりも中間速での持久力が武器の馬。牝馬限定戦でなかなか勝ち切れないのも、牝馬限定戦特有のスローペースの決め手勝負が合っていないからだと感じています。

牡馬混合戦ではジャパンカップこそ着外でしたが、これはL2最速戦。有馬記念や宝塚記念のようにタフなコースでのロングスパート戦に向いている男勝りな馬なので、適性的にはベストに近いと考えます。

宝塚記念の方が明確な勝負どころのない持久力勝負の面が強いので、有馬記念のロングスパートながらもL2地点で再加速する流れで瞬発力負けしないかがポイントとなりそうです。

昨年の有馬記念は4コーナーで内に入れましたが、少々の距離損を承知で外から勢いをつけて回る競馬になれば、馬券圏内に入る可能性はあると思います。

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